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2025-10-06 09:30:00

婚活疲れを乗り越える ― 専門家が語る心の整え方

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はじめに


恋愛のプロ・仲人の舘です。
年間1000件を超える相談をお受けする中で、特に30代~40代の女性から多く寄せられるのが「婚活疲れ」に関する悩みです。
理想の相手を探し続ける中で、期待と落胆を繰り返し、心がすり減ってしまう――これは誰にでも起こりうる現象です。
本記事では、心理学に過度に頼るのではなく、結婚相談所の現場経験から得た「心の整え方」をお伝えします。



婚活疲れはなぜ起こるのか


婚活疲れは、努力と成果のバランスが取れないときに生じます。
出会いの数を重ねても理想に近い相手と巡り会えなかったり、交際が進展しなかったりすることで「私は結婚に向いていないのでは」と思い込んでしまうのです。
背景には、年齢や将来への焦り、周囲の比較によるプレッシャーなど、複合的な要因があります。



心の整え方1:期待値の調整


婚活では「最初から完璧な相手に出会う」という期待を持ちすぎないことが重要です。
現実には、理想像と現実の間には必ず差があります。
出会った瞬間にすべてが揃っている人を求めるのではなく、時間をかけて関係を育てる姿勢を持つことが心の負担を軽減します。



心の整え方2:比較をやめる勇気


友人や同僚の結婚、SNSで流れる華やかな報告に影響を受けると、自分だけ取り残されたように感じがちです。
しかし、他人のスピードと自分のスピードは異なります。
比較をやめ、自分に合ったペースを尊重することが、精神的な安定につながります。



心の整え方3:小さな成功体験を積む


婚活における「成功」とは、結婚だけではありません。
例えば「自分の条件を整理できた」「理想と現実の差を理解できた」「安心できる相手と出会えた」など、過程の中にも成果は存在します。
小さな達成を認識することで、自己肯定感を高められます。



心の整え方4:活動のメリハリをつける


婚活を続ける中で心が疲れ切ってしまうと、視野が狭くなり冷静な判断ができなくなります。
そういう時は、一時的に活動のペースを落とし、趣味や仕事に集中することも有効です。
リフレッシュ期間を設けることで、再び前向きな姿勢を取り戻すことができます。



心の整え方5:信頼できる相談相手を持つ


婚活は一人で抱え込むと不安や迷いが増幅されます。
信頼できる友人や専門家に相談することで、視点が広がり、気持ちも軽くなります。
第三者の冷静な意見は、自分では気づけない改善点や新たな可能性を示してくれるものです。



まとめ


婚活疲れは、誰もが通る可能性のある道です。
しかし、期待値を調整し、比較をやめ、小さな成果を認めることで、心の負担は確実に軽くなります。
また、活動にメリハリをつけ、信頼できる人に相談することも、継続的な婚活を支える重要な要素です。
結婚はゴールではなく、その後の人生のスタート地点です。
心を整えながら、自分に合ったペースで前に進んでいきましょう。



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